2022/11/14
【視点の違いについて】
経営者の視点、ケアマネの視点、介護職員の視点、利用者様の視点。
それぞれ違います。私の経験している職種は、上記になりますが。
例えば、医師だったり看護師だったり福祉用具だったり・・・それぞれ違うことでしょう。
でも、1番忘れてはいけないのは、利用者様の視点ですね。
【利用者様視点と職員視点】
基本的に利用者様視点で考えないと、何事もうまくいきません。
しかし、目の前が忙しいとみんな職員視点になりがちです。
職員視点で考えてしまって、うまくいかなくて、なお忙しくなって、また職員視点で。といった悪循環になると、最悪ですね。
そうならないように。
例えば、
失禁してしまってオムツ交換が大変な利用者様。
服も汚れてしまう。
シーツも汚れてしまう。
といった方の場合。
「オムツ交換、更衣、シーツ交換、洗濯が大変だ。」
これは、職員視点です。
同じ内容でも、
「オムツや服やベッド汚してしまう。」
これは、利用者様視点です。
同じ内容でも、どちらから見たかで表現が違ってきます。
表現が変わると、解決方法を導き出すにも、変わってしまいます。
先ほどの職員視点
「オムツ交換、更衣、シーツ交換、洗濯が大変だ。」
から考えた対策は、
・失禁を減らすために、排尿回数を少なくしよう。医師に相談して、排尿を抑える薬を出してもらおう。
・オムツを見直そう。失禁量に合う大容量のオムツにしよう。
・ベッドが汚れないように防水シーツを使おう。
といったことになってきます。
困っているのは職員で、その手間を少なくする為の対策になるからです。
間違ってるとは言いません。とりあえずすぐすぐはその方法もなきにしもあらず。
ただ、根本的な問題解決にはなりません。
では、本人様視点で考えるとどうなるか。
「オムツや服やベッド汚してしまう。」
から対策を考えるには、
・汚してしまうのは、失禁してしまうのは何故だろう。
を考える必要があります。
失禁の原因とその原因に沿った対策については、
以前に書いた、「尿失禁への対処!!】【オムツ外し大作戦!!】【オムツ使用方法!!】記事を参照していただければと思います。
今回は視点の話です。
利用者様視点へ視点を変えて考えることで、根本的な原因を探る考え方に変わる。必然的に問題解決につながります。
逆に言えば、職員視点のままだと、対処はできても解決ができないままになります。
一旦しばらくその場は良くても、後から同じような問題が、さらに問題が大きくなって訪れる事でしょう。
その時も職員視点で考えた場合、解決できません。
職員の対応時間は増大します。利用者様の生活は犠牲になり、あっという間に要介護5の寝たきりになるでしょう。
利用者様視点で、原因は何かを考えて、解決へのアプローチを行う事が大切です。
職員視点では、対処しか出来ず、解決出来ません。
職員視点での話をするよりも、利用者様視点での話をする方が、利用者様や家族様から、信頼を得られます。
いいことづくめです。
やらない理由はありません。
やりましょう。
そうすれば、介護作業はケアになるでしょう。
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2022/11/07
【違うことを知る】
相手は自分と違うことを知る。相手は自分と何が違うのかを考える。
これをやることで、対立は無くなります。
みんながやれば、相互理解です。
どういうことかというと、ざっくり言えば。
若者と高齢者では、置かれている環境や立場が違うわけですよ。
若者感覚だけでは、高齢者と話が合わない。
高齢者がどのような時代を生きてきて、どのように暮らしてきたのかという、生活歴を知れば、
ちゃんと会話ができます。
このパターンは介護職員と利用者様との関係。
これって介護職員同士でも同じ話ですし、職員同士でなくても、人と人が接する時は、同じことが
言えるんです。
人によって、独身なのか、子育てしたことがあるかないか、家族と同居か、一人暮らしか、今まで
どんな仕事をしてきたか、経験年数はどのくらいか、頭が良いか悪いか、理論派か、感情派か、
理系か、文系か、どんな教育を受けてきたか、どんな環境で過ごしてきたか、兄弟はいたのか
いなかったのか、食生活は、住んでる場所は、引っ越し経験は、職業は・・・
言い出すとキリがないんですが。。。
いろいろ違うわけですよ。
だから、自分の言うことが伝わらない時があって当たり前。意見が食い違うのは当たり前。
そこで、相手をシャットダウンするのではなくて。
何故伝わらず、意見が異なるのか。
相手と自分の違いは何か。
相手はどんな状況か。
これを理解すれば、理解しようとすれば、人間関係うまくいきます。
【株式会社ぱふら ぱふら訪問介護】の理念やmissionにもつながる話です。
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