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2023/03/13

【医療職との関わり】

すみません。

今回は介護側で長年過ごしてきた、個人的意見が強いです。

医療側などの人がこれを読んで気を悪くしてしまったらごめんなさい。

もちろん、反論・ご意見お待ちしております。


介護側の職員と、医療側の職員の間には、超えにくい壁がある。

医療職である、医者や看護師ともめたことはありませんか?

もめるとまでいかなくても、話がうまく伝わらない事はよくありませんか?

それは、置かれた立場や文化が違うからです。

違うことを理解した上で、上手くやれば、伝わります。
上手くできない場合は、上手くできる人にしてもらいましょう。

さて、では違いと、上手くやるにはどうすればいいか。

〈介護側〉生活を支えるのが仕事
〈医療側〉疾患の治療が仕事

それぞれ目的が根本的に違うのです。
この違いが、これによる視点の違いが、大きな壁になる。

ただ、
本人様の居る場所が、病院でない場合は。
生活を前提に医療的視点で見てくれる医療職員が必要。

高齢者にとって、医療は切っても切れません。

だから、医師・看護師が生活の中にも必要。

随分前からそういう話で、新しい考え方の医師や看護師は、そういう考えを持ってくれています。

ただ、まだまだそんな人ばかりではない。
大きな病院になればなるほど、以前の考えの医師や看護師が多い。

また、医師看護師はプライドが高い人が多い。介護職を下に見る人もいる。←こちらはだいぶ減ったのをとても日々感じていますが。

そんな中どうするのか。

うまくつないでくれる人がいます。

介護支援専門員
経験豊富であれば、医師・看護師とうまくやりとりできる人もいる。その方法を知っている。人によっては、看護師を経て介護支援専門員になっている人もいる。

訪問看護
看護師でありながら、自宅の訪問を行なっている訪問看護は、生活を見てくれて、その情報を医師にうまくつなげてくれるのが仕事。

この人にうまく動いてもらう。

この人たちでなくても、〝訪問“と、頭につく仕事をしている人は、本人様の自宅に訪問する人たちなので、医療職とのやりとりもしながら、生活を見てくれます。

訪問診療・訪問看護・訪問リハビリ・訪問マッサージ・訪問歯科など。

訪問とつかないですが、居宅療養管理指導をとっている薬局も一つ。

この人たちにも動いてもらう。

介護職員と医療職とをつないでもらえばいいのです。

そのファシリテーター的に介護支援専門員が動いても良しですよね。

チームで動く。共通の目的(本人様の生活を守る)を達成するために。

が、理想ですが。

うまくいかない場合は、裏技。

本人様と家族様を味方につける。

1.本人様に伝えて頂く。
 →本人様のいうことを聞かない人はいないです。
  聞いて検討してくれます。
2.家族様に伝えて頂く。
 →本人様が認知症などの場合、家族様に言って
  もらう方が効果的。
3.本人様・家族様の言葉として伝える。
 →「本人様・家族様が〜と、言っていて、〜という
   希望を言われます。確かに〜という状態も見ら
   れて。」と伝える。

これでうまくみんなが動きます。

私も、よくやる手です。
職員が言っても全然診てくれない医師でも、本人様や家族様の言葉であれば、すぐに診られます。
結果、本人様が良くなる。

これで、OK。

もちろん、ちゃんとした知識と今後の展開を先読み力と、本人様と家族様の信頼を得ているからこそできる技になります。

まぁ、間違えても。

本人様と家族様が言われてのことであれば、あまり医者は怒りません。

逆に、介護職員が医師にいろいろ言って、結果的に見当違いの話だった場合、めちゃくちゃ怒られる場合もあります。

うまいことみんなに動いてもらうと、みんなが考えるので、間違いも少なく、本人様にとって良くなるケースが多いです。


それぞれ立場違うと、意見色々あると思います。

色々教えてください。


【株式会社ぱふら】は、京都市右京区にて嵯峨嵐山エリアを中心として、
ヘルパー事業所【ぱふら訪問介護】を運営しております。

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ぜひ、私どもと一緒に理念やmissionの実現を目指しませんか?

【医療職との関わり】
【医療職との関わり】

2023/03/06

【移動の導線 その2 環境の整え方に必要な物】

移動の導線の整え方ですが、私のよくやる手は、

ベストポジションバーandジュピター
ベストポジションバー 基本セット(カバー付き) NBP-100-80

たよレールわたレール
たよレールhigh 連続手すり わたレールnh / 040-3954 bzw-600nh

これで、部屋の中にたくさん柱と道を立てる。です。

ベッドサイドにベストポジションバーとジュピター。
これで立ち上がってもらって、たよレールわたレールを持って歩いてもらう。

わたレールには跳ね上げ式の物もありますから、クローゼットなどの前は跳ね上げをセットしておけば、機能を失わないように出来ます。

柱がたくさんになるので圧迫感はあります。ただ、自由に歩けるようにするにはこれがある方が良い。
どちらをとるかですが。

あと、トイレなど他も含めて扉です。これが要注意。
開けると動く物なので、動くと同時に体も一緒に倒れてしまう可能性が筋力低下が進むと高くなります。

固定することをお勧め。もしくは扉を取っ払うか。

かといって、トイレはプライベート空間なので、暖簾などで目隠しすることは忘れずに。

扉の付近にベストポジションバーを立てるのも一つの方法。これだと扉はそのまま残せます。

私の勤める場所で言うと、引き戸なので突っ張り棒を使って扉を開けた状態で固めて、暖簾で目隠しです。

場合によってはトイレの便座に、

補高便座
座楽 補高便座やわらか 6cm

を置くのも有効。立ち上がりの補助になります。
蓋が閉めにくくなりますけれどね。

トイレに手すりをつけるのも一つ。
便座周りの手すりがあります。

アイリスオーヤマ トイレ用サポート手すり ホワイト TRT-64A(1台)

肘置きがスライドするものと、跳ね上げられるものもある。どちらが良いか。
私は跳ね上げかと思いますが。本人様に選んでもらって、スライドを選ばれた方もいました。

移動の導線とは話が異なりますが、トイレを流す行為が難しい人が結構いると思います。

最近の家ならリモコンで流すようになっているのですが。

ちょっと前なら、立って後ろを向いてタンクの横のレバーをひねる必要がありますよね。
その後ろを向いてひねる動作が大変だと。

度々やったのは、
手すりに紐を固定して、ひもの片方をタンク横のレバーに固定。
ひもをぐいっとすれば、座ったままで流すことができる。
といった形。

結構簡単に作れます。
ただ、しばらくするとひもが取れちゃうことがあるので、度々補修ですが。

話がそれました。

これでトイレの往復の導線が出来あがりました。

今回のは伝い歩きでの環境です。

歩行器や車椅子を使用する人の場合、柱がいっぱいあると邪魔になるので、このやり方は有効ではありません。


ざっくり方法論を書きましたが。

結局のところ、すべてにおいてそうなんですけれど。
【アセスメント】が重要。

本人様が、何が出来て何が出来ないのか。です。

1.一つの行動を細かい手順に分ける。
2.できることとできないことを確認。
3.出来ないことの原因は何かを特定。
4.どうすれば出来るのか。

を考える。

4.は、
本人様の能力を上げることができないか。
環境などを整えたらできないか。
補助具(福祉用具など)を使えば出来ないか。
どんな援助が入れば出来るか。
と、いった順番で考える。

そうしないと、全て援助が必要になります。
全て援助ですると、安全ですが、本人様の能力は落ちてしまうし、介助者側は大変になる。

しまいに、要介護者の数だけ介助者が必要になります。

無理です。

徹底的にアセスメントをしましょう。

アセスメントは、私は誰がやっても良いと思います。
日常、本人様と接することが多い人の方が情報を持っていて、良いアセスメントにつながって、良いケアになると思います。

もちろん、知識は必要ですので、その知識があれば良いですが、そうでなければ他職種連携。チームケアです。

専門家の意見・知識を共有しながらであれば、出来る。


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【移動の導線 その2 環境の整え方に必要な物】
【移動の導線 その2 環境の整え方に必要な物】

2023/02/27

【移動の導線 その1 必要性】

今回は移動の導線。
特に居室内、トイレまでの導線の確保について。

スタスタ歩く人は、導線がめちゃくちゃでも、歩けますが。
要介護の人だとか、導線がなければ歩けなくなる。

行きたい先が、トイレであれば、トイレに行けずに失禁。
行きたい先が、お風呂であれば、お風呂に入れず皮膚トラブル。
行きたい先が、台所の冷蔵庫とかであれば、食べることも飲むことも出来ず、脱水・栄養不良→衰弱。

悪いことが起こることがいっぱい。

もちろん、導線を取らずに援助でどうにかする方法もあります。

トイレ誘導。お風呂介助。食事・水分の配膳。

でもね。

援助が入るということは、時間が決まってしまったり介助者に見られてしまったり、お互い気を使ったり。ある意味制限がかかってしまう。
本人様の希望するタイミングに合わせたとしても、
〝人が来た時にする。“という決まり自体が制限。

介助者側からしても、援助が増えると手間がかかってしまって大変になる。

手間が増えても頑張ったとして、「もっと早くきて欲しかった」「今じゃなくていい。後10分後でいい。」と言われることもでてくるはず。

だから、環境を整えて導線をつくって、本人様に出来るようにして、本人様のタイミングで、行って頂く。

当然、人がついていないから、リスクは高くなりますけれど。

リスクがない生活というのは、自由がないということです。
自由があるということは、リスクがあるということです。

私たちでも、車に乗る人なんかは、自分が気をつけてても他の車が突っ込んでくるリスクはあります。
そんなリスクを抱えながら、便利で自由に移動できる車に乗るわけです。

同様に、リスクはあるけれども、環境を整えてリスクを最小限にしながら、自由を得るわけです。

ではその方法。

すみません。次回にします。


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【移動の導線 その1 必要性】
【移動の導線 その1 必要性】

2023/02/20

【他職種連携・チームケア】訪問リハビリ・訪問マッサージ→生活リハビリ

他職種連携により、チームケアをすることで、本人様のケアにつながります。

今回は、訪問リハビリと訪問マッサージの方との連携。

簡単にそれぞれの役割を説明すると、

訪問リハビリ→医師の指示のもと、リハビリを行う。
訪問マッサージ→医師の同意のもと、マッサージを行なう。

という話になります。

基本的に向上を目指すのであれば、訪問リハビリでリハビリをする。

もしくは、デイケア(通所リハビリ)に行ってリハビリをする。

という形。

ただ、日常の生活に結びつけるのであれば、家でリハビリを行なう訪問リハビリの利用の方が良いかもしれない。

デイケアは、場所が変わるので家で同じようには出来ない。もちろん、行けば専門的な機器もあるので、それだからこそ出来ることもありますが。

基本は生活動作に結びつく、訪問リハビリの利用が良いと思います。

ただし、介護保険の限界と思いますが、訪問リハビリは週何回使えるか。です。

おそらく、週1回。他のサービスの単位数の兼ね合いもあるので。

さて問題。週1回のリハビリで良くなるかどうか。

私たちに置き換えると、例えば週1回の英語教室だけで英語が話せるようになるかどうか。

なかなかですよね。

毎日練習しないと話せるようになるにはかなりの時間がかかります。

高齢者の筋力の場合、何もしなければどんどん廃用症候群で筋力は低下していきますから、週1回のリハビリだけでは、間違いなく筋力低下。

間でどう過ごすかによりますが。

では、訪問マッサージはどうか。基本マッサージを行なうわけですが、熱心なマッサージの先生であれば、リハビリ的な内容も行なってくれます。
そして、医療保険で使えるので、介護保険の点数を圧迫しません。週3回ほど可能。

回数が増えました。

資格とすれば、

訪問リハビリ
→理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師

訪問マッサージ
→針灸あんまマッサージ師

という違いがあるので、専門が違うのは違います。
訪問リハビリでなければいけない人もいます。が。

意外とそうでなくても良い人もいる。

であれば、回数が多い方が良い。

(こんなこと言うと、訪問リハビリを頑張ってくださってる人に怒られそうなので、謝っておきます。すみません。意味がないとは言ってません。専門で必要な人には必要ですから。)

さらに、訪問リハビリや訪問マッサージの先生からポイントを教わって、ヘルパーが本人様の日常生活動作に、リハビリ的内容を取り入れて、生活リハビリを行えば。

日々の生活が常々リハビリになって、能力アップ!!!!

これですよ。

食事やトイレの回数だけリハビリ的内容が行われる。
それ以外の動作の中にもリハビリ的内容が行われる。

間違いなく、本人様の能力は向上します。

是非!!
一丸となって、他職種連携!!

チームケアをしましょう!!!!



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【他職種連携・チームケア】訪問リハビリ・訪問マッサージ→生活リハビリ
【他職種連携・チームケア】訪問リハビリ・訪問マッサージ→生活リハビリ

2023/02/13

【排便コントロール 考え方と実践】

排便コントロールといっても、
考え方の基本は“本人様の生活の一部に排便がある。“
が大前提です。

例えば、医療や健康的な視点で、
毎日とか3日に1回は排便がある方が良い。としても。

元々の本人様の生活の中で、
“5日目とかで出るのが普通。“であれば、その程度で良いとの話になります。

もちろん、ストマの人だったりすれば、医療的判断が優先になったりする場合もありますが。

なので、
健康な時の、元気な時の本人様が、
何日に一度排便がどの時間帯にあったのか。
を知ることから始まります。

それを元に、
今は何日に一度の排便になっているのか。
困っているのかいないのか。
によって、便秘か否か、解決すべき問題か否かが決まります。

で、解決すべき問題とするならば、
アプローチ開始。

便秘の種類を確認します。

その便秘が何から来るものなのか。

原因として挙げられるものをとりあえずあげると、

1.水分不足
 水分が足らなくて、便が固くなって出ない、
2.腸の動きが悪い
 腸の動きが悪くて便がおりてこない。
3.寝たきりによって重力不足
 座ることなく寝ていることで、便がおりてこない。

といった3つ。

1.は水分を取る。が解決方法。どうしてもの場合は、酸化マグネシウムやマグミットの出番です。
2.は腸の動きを良くするマッサージや体操。が解決方法。どうしてもの場合はセンノサイドやセンノシド、プルゼニド、ピコスルファーナトリウム、ラキソベロン、の出番です。
3.は座る時間を作る。増やす。
と言った流れ。

でも下剤で調節しすぎると、どんどん増える一方です。

下剤でなく、食品で対応するのも一つ。

水分については、ほんとにお茶とかが難しければ、例えばお茶寒天をつくるとか。寒天は繊維なので、水分摂取とともに繊維も取れて排便には一石二鳥。簡単で安上がり。

2.は腹部マッサージ。ホットパック。

3.はひたすらトイレ誘導。

これで下剤に頼らず、排便が促せれば1番。

やってみましょう!!


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